同業同士でリスクヘッジをしている

パソコン

ブックメーカーは仕組み的に業者と客の勝負ということになりますから、客側の賭けが偏りその目が出た場合には業者側が損をする可能性もあります。

その逆に売上の少ないほうが的中となれば、業者側としては大儲けということになりますが事業として賭けを請け負っていくのであれば業者側としては大儲けをする可能性があることよりも、損をする可能性があることを避けなければなりません。

しかし、売上というのは必ずしも均等になるわけではありませんから、その場合ブックメーカーはどうするかというの同業者に対して賭けを請け負ってもらってリスクヘッジをするのです。

この場合、同業者に対して賭けを請け負ってもらうことによって利益が出なくなってしまったとしても、損失が出るリスクを避けることができるのであれば業者側としてはそれで十分なのです。

ブックメーカーというのは各業者ごとが競い合っている関係にありますが、その一方でこの売上が偏ったような時にリスクヘッジをしあう持ちつ持たれつの関係になっているのです。

このような仕組みになっているので、基本的にはブックメーカーは大きな損失が出るということはなくまた業者が簡単に潰れてしまう危険性もないのです。